【道横は、ほぼ家?!】メキシコ国境〜シェラ(ケサルテナンゴ)【グアテマラ自転車走行情報】
2017年2月8日〜9日
グアテマラ編スタートです!
前回でも書きましたがグアテマラに入る前に食料と水
特に水はフルで持っていった方がいいです。
アップダウンも激しく、いつも以上に距離は稼げない為そこも気をつける。
8日早朝の5時半に起床して、準備を済ませて6時半の日の出とともに出発!
ガソリンスタンドやお店に寄って物資の補給をする。
それから20分ほど走ると、イミグレーションが見えたのでハンコを押して貰いに行く。
しかし「少し待てと言われて」7時半ぐらいに開いた。
ちょっとハンコ薄くないですかね?
少し心配になりながらも、先を急ぐ。
はい、のっけから上り坂ですよ。いつもみたいに上ればいいんでしょ!
一時間ほど亀みたいに走っただろうか、町に着き10分進むと
メキシコとグアテマラの国境が見えた!
なんだか近所のチンケな踏切を渡るような気分…。
国境を越えてすぐ右側にグアテマラ側のイミグレーションを発見。
問題なく通過、グアテマラは誰でもウェルカム!って感じでした。
国境近くは繁盛しているイメージ。治安は悪そうでも。
入ってすぐにショルダーバッグにグアテマラの貨幣を担いだオジサンに
「オー、アミーゴ!!両替どお?どお?お得だよ!!」
ハッ!馬鹿め!
皆目一番に”友達”扱いしてくる奴は信用しない!!
実際はどうかわからないけれど新天地ですし、念には念をということで。
銀行を探し、10分ほど走った左側にホテルのような見た目の建物にあったので
ATMで2万円程のケツァルを引き出し、スグに町を出発しました。
これがグアテマラなのだろうか、道路状況はメキシコよりもむしろ良い。
おまけにオシャレな道横の緑。
町が途切れたと思うとすぐ次の町に着く、野宿場所に困りそうだ。
町自体はメキシコと似た雰囲気。
立ち寄ったお店でエナジードリンクっぽい飲み物を買う。
入れ物は車のオイルでも入ってそうなデザイン。オロナミンCを薄めた味。
ここで謎の渋滞!
原因を探ろうと前に出ようとするも自転車一個通る隙間もありません。
よく見てみると路駐していたバスが原因で片方を塞いでいた。
オマケにお互いに譲ろうとしない為に、無理やり通ろうとした車が
渋滞にトドメを刺し、停滞となった。
もうほんと、バカかと!!
5分後にトイレから帰ったバスの運ちゃんがバスを動かし、解決となった。
免許をお金で買えるというのはこういう所に悪影響しているのだと思いました。
グアテマラにはコンビニなるものは存在せず、こういう個人経営の店で買い物をする。
ほとんど鉄格子越しで買い物をします。治安の悪さを誇示しているかのよう。
上との高低差ありすぎ!!!
先を見てください、あの谷を通っていくようです。
厳しい道の前に現実逃避
昼食を取ることにした。5つのタコスで10ケツ(152円)
メキシコにくれべれば劣るが、不味くはない。
道横では庭南国な植物が育てられていた。
めっちゃ挨拶される!!
大人から子供、男から女までありとあらゆる人がチャリダーが珍しいのか
日本人が珍しいのかわからないけれど、超人気者
この子は隠れながらも興味津々で挨拶してきて、ちょっと可愛かった。
グアテマラ、メキシコ、アメリカ、日本にもあります、シェルです。
昼になる頃には道も少し悪くなってきた。完全に田舎の風景。
遠くの方から、三人娘が走って「こんにちはーー!!!」
みたいに元気良く来たけど、様子見で止まっていると距離を一定以上詰めてこない。
少しガッカリしつつ先を急ぐ。
鳥の軍団が道横を堂々と歩いていた。
なんとか着いた…
今日の目的地のウェウェテナンゴへの分かれ道に17時に到着。
シェラへの道から横道に逸れて、この町の消防署にやっかいになろうと思う。
町の端っこは田舎の雰囲気です。
メキシコにもあった、スーパーお母ちゃんが目印「DESPENSA FAMILIAR」
知ってるお店を見ると安心する。
信号機に残りの秒数が表示される高性能バージョン。
日本製はここでも人気が高いようです。
この後、なんとか消防署にたどり着くも
「我々はそのような権限は持ち合わせていない」
と宿泊を断られ、野宿場所を探そうにも日も暮れている為
ホテルに宿泊することにしました。
40ケツを値切って35ケツ(540円)にしてもらう。
携帯コンロを使っていいか聞くとキッチンを貸してくれた。
オマケにそこにいたオバちゃんと仲良くなり、フリーフォールを貰う。
美味いッ!
けれどトルティーヤを調子乗って、300gほど食おうとしたら後半
気持ち悪くなってしまって、夜寝付きが悪かったとさ
つづきます。
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