【透き通る空】ElLimon〜Cajamarca-ペルー
2017年10月31日
朝はいつもより早く、5時ちょうどに起床した。
外に出ると暗いことは暗いけれど、遠くの方で光が上がってきてきた。とてもきれいに見えた。
朝の出発前に時間通りに昨日の近所のおばあちゃんが来て
「気をつけてね」と言われ、手を降って出発した。
昨日とは打って変わってここまで爽快に晴れてくれるとペダルを漕ぐ足も軽い。
風景もRPGに出てきそうな自然でゲーマーとしてはテンションが上がりっぱなしだった。
テンション上がりついで影を自撮りしてみる。
あー、風景で逝きかけるのは初めてだ。
地図にもあまり詳細に載っていない村にてレストランを見つけた。昨日からの食糧不足で干からびるところだった。
レストランに入るときに「おー、こんな田舎町にようこそ!」村人Aおじさんが気さくに話しかけてきた。「こんな自転車で旅してんのかよ、すごいな!」と部外者にも気持ち良く話してくれることが嬉しくて笑って返した。
牛肉とスパゲッティや野菜のメニュー全部入れてしまいましたスープ「カルネーロ」
ペルーの料理で個人的にあったら頼んでしまう好きなメニューの一つ大体5ソルぐらい(175円)。牛肉が食べごたえがあって、腹ペコチャリダーに最適!
日本では犬を散歩させますが、南米では牛も散歩させます。散歩に道路を塞いじゃうのはテヘペロッて感じでw
気持ち良く走っていると
野犬とエンカウントして追いかけてきながら吠え仲間を呼びまくり
チワワからフレンチブルドッグやドーベルマンを含む6匹が集団で追いかけてきたのは流石にケツまくって逃げるしかなかったw
下りになりそこらの家の上に貯水タンクが必ず付いており、不思議な光景だった。
カハマルカ前に中規模程度の町を見つけ、昼飯時でジャストタイミングなので嬉しくなる。いつもは都合が良くレストランに到着できずバラバラ。
これが表側の太陽のモニュメント、裏側は月のモニュメントになっておりゲーム脳がなにか仕掛けがあるとうずいてしかたなかった。
「牛肉あるよ!」で出されたのがこれで、肉の後味が少しクセがあるもののとても美味しかった。8ソル(280円)。
「おーい、そこの自転車!」
とレストランを出てボチボチ出発しようというときに大声で呼ばれて振り返ってみると、そこにはハーレーのバイカー集団がいた。「自転車で旅してんのか?」「どこから来たんだ?」「出身はどこなんだ?」「日本てクールだよな!」と質問攻めに合う。
日本にも憧れているバイカーもいてとてもフレンドリーだ。
記念撮影をして、「このさき気をつけてな、海岸沿いは危ないから気をつけろよ!」助言をもらって出発する。
大体ずっと下り!この下りのときに先程のバイカー集団がそれぞれ「あばよ!!」とかクラクションを鳴らして風のように走り去っていった。
やっとカハマルカが見えてきた。
道路も整備されているものの、殺人的な減速用の段差はいただけない。
キレイなドームが建設途中だった。発展途上の町なのか。
交通量があるもののそこまで雑多としておらず好印象!
目的のバックパッカーズホステルに到着してチェックインして、さっそく市街観光にでかける。
ブレブレだがなかなか店の種類が豊富で見ていて飽きない。
ドぎついピンク色のケーキ5ソル。おもったよりもピンク部分の甘さ不足と赤色のゼリー部分のいらなさが絶妙なケーキだった。まずい
中心地に当たる場所は観光客で賑わっており、チーズなどの乳製品がいたるところで売り出されていた。試食していいというので、食べるとほっぺが落ちるかと思う美味しい味だったが買う気がなかったのに店内に引っ張り込まれてしまった。
サンフランシスコ教会です。ほんとうにどこにでもある名前。
それから宿にもどり、ウシュアイアからきた学生二人としどろもどろの英語で話しながら夜は更けていった。
前記事