世界で孤軍奮走

元自衛隊が自転車で世界一周するブログ

メキシコシティ【伝説の宿】

11月22日

 

20161130093737d1a.jpg

だんだんと周りが近代的になっていく

 

20161130093741883.jpg

念願のメキシコシティ入り口!

 

20161130093743013.jpg

 

シティに入ってからというもの

車が横スレスレを通りすぎて行く。

10回以上は肝が冷えており、冷えっ冷えだ。

 

それと都会は道が入り組んでたり

車だけが通るのを想定されている道路だったり

その結果違う道を通らざるを得ない場合も多く

今回もそうだった。

 

20161130093750179.jpg

めちゃめちゃ都会

 

20161130094145194.jpg

記念碑

 

2016113009414662e.jpg

記念塔、真ん中にエレベーターが通っている。

 

 

 

そして目指していた場所は

バックパッカーなら知らない人は居ない

伝説級の日本人宿

「ペンションアミーゴ」または

「サンフェルナンド館」だ。

 

ペンションアミーゴは変人が数多く集まるらしい。

ここに合わなかったらサンフェルナンド館に泊まる予定だ。

 

 

 

着いてみると丁度、宿泊者なのか建物に入っていった。

その風貌は独特のものでとてもわかりあえる気がしないと感じてしまった。

 

しかし、グダグダしていても仕方がないので呼び鈴を鳴らす。

 

宿主の息子さんがズッシリとした鉄の扉が開いてくれた。

 

 

201611300941317fb.jpg

ホールが吹き抜けになっており、空が覗いていた。

そこから上った、三階の部屋になった。

三つベッドがあり、トモヤさんという平井堅似の方と一緒になった。

 

 

トモヤさんはここの常連で様々な面白い話を聞けた。

昔、ここは元は病院だったこと。

知り合いが女性部屋に間違って入り、宿を追い出され裏の公園で寝ようとしたら、オカマにボコられ荷物を奪われた話

伝説のジャンキーが居たこと。

 

まるフィクションのような話を聞き、物語の世界にいるようでワクワクした。

 

その晩は都会疲れかスグ寝てしまった。

 

 

 

↓クリックで見てくれる人が増えます。して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 自転車ブログへ

グアダラハラ【憂鬱、雨うつ】

11月12日

 

2016113008593682f.jpg

 

2016113008593799f.jpg

 

20161130085939409.jpg

 

2016113008594123a.jpg

 

 

久しぶりの雨音はとてもやる気を損なわせた。

 

この都会グアダラハラにて過ごした日々は曇りか雨だった。

ホテルの部屋にこもって身の回りの整理やらダラダラしていたら出発する日になってしまった。

 

 

と浮かない気分で朝に出発するも雨が強くなり

バーガーキングに避難する。

それはオヤツの時間まで続いた。

 

 

さすがに宿を探さないとヤバイので雨が弱ってきたところを強行突破する。

 

目星を付けておいた消防署に着くも断られ 

ここなら泊めて貰えると病院を紹介される。

 

 

 

病院で今度はインフォのお姉さんに聞いて

みる、その間やたら肩をやたらポンポンされたけど

別に寂しい訳ではないので大丈夫です。

 

紹介で謎の機関に泊まることになった。

それも開くのが20時だという。

その時には真っ暗じゃないか!!

 

「ここは危なくないから大丈夫」と言われた。

本当かな?

落書きとかいっぱいあるんですが

 

20161130085942436.jpg

ケンタにて3時間ほど時間を潰す。

ネットばかりして、人間として腐ってしまいそうだ…。

そして辺りは真っ暗、街灯はあるものの日本の裏路地並みだ。

 

 

よくよく見てみると、子供や女の人が夜でも出歩いてるので割りと大丈夫かもしれない。

 

施設に着くと真っ暗でいかにもやってない。

「ヤバイ、間違えたのか?」と思っていると

窓が開いているのに気づき、高校生ぐらいの男の子が窓際に居るではないか

 

スッ…っと紹介の紙を見せる、するとドアを開けてくれた。なんかアングラな雰囲気だな。

 

 

20161130090004f90.jpg

奥の鉄格子の鍵をいくつか開けると広いホールのようになっておりそこには、先客が眠っていた。少し獣臭がした。

奥から出した医療用ベットと毛布が支給された。その匂い見た目ともに清潔のようだ。

 

少し警戒しながらベットは先客より離れたところに設置をし

貴重品をポケットに入れたまま眠りに落ちた。

 

20161130090003b14.jpg

次の日の朝5時、建物の写真

 

20161130090001eeb.jpg

目の前の通りで昨日はなかった。出店がズラッと並んでいた。

幸い雨も降っておらず、出発した。

 

 

 

↓クリックで見てくれる人が増えます。して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 自転車ブログへ

マサトラン【別れはさよならじゃない】

11月1日~3日

 

現在、おとうさんの工場の会議室で住んでいます。

クーラーもあり快適です。

 

20161111140519a21.jpg

マサトラン観光

ダウンタウン近郊

 

20161111140521f80.jpg

鳩がたくさん居る、

なにげに海外で初めてこんな見たかもしれない

 

201611111405212c3.jpg

ちょうどマサトランにて

ハロウィンと死者の日を過ごした。

 

20161111140519d17.jpg

化学調味料を一切使っていないアイス

チョンくんもご満悦。

 

201611151112430ce.jpg

エレンが食われるシーン再現

 

201611151112479d6.jpg

死者の日あたりに売り出されるパンらしい

質素なお味。

 

死者の日は湿っぽいイベントではなく

賑やかに笑い飛ばすような日らしい。

死んでも向こうの世界で楽しくやっている

と捉える文化だった。日本のお盆とはまた違っていた。

 

20161115111242107.jpg

水族館にて、巨大魚(スペイン語なのでわかりません)

 

201611151122247e5.jpg

アシカのショー、こういうのを見るたび

どれぐらいの確率で動物が反抗するのか気になってしまう

なかなかの盛り上がりを見せ、万事終了。

 

20161115112224f83.jpg

お宅に招かれカツカレーや唐揚げとうのご馳走をいただき

私は幸せだった。

 

あるとき、チョン君は「そろそろ僕は出発しなくちゃ」

と朝様子が変だなと思って、沈黙を破ったのはその言葉だった。

 

「そっか…」と返し、見送りに行く。

「今度は南アメリカで会えたらいいね」

 

20161115112725679.jpg

 

2016111511271747a.jpg

「おう、気を付けてな」と私が言うと

彼はいつもより足早に颯爽と走っていった。

 

気楽にはなったかなと思ったが、明日から一人ということを思うと

あまり食べないタコスを少し食べたくなった日だった。

 

 

 

数日後

2016111511272513f.jpg

愛機エンペラーに国旗が付いた。

これもチカさんがわざわざ縫ってくれたおかげだ。

 

そして、今日よりメキシコシティに向けて旅立つ。

 

出発の時にお世話になったチカさんやその御父さん、さらには工場の方々も快く送ってくれた。

 

工事で寝泊まりしてるだけで「邪魔してるかな?」と思っていただけに

「旅立っても私たちがここにいることを忘れないでください、おきをつけて」と言われるなんて思ってもみなかった。

 

チカさんが焼いてくれた手作りのパンとお弁当を持ち出発した。

 

 

↓クリックで見てくれる人が増えます。して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 自転車ブログへ

ラパス~マサトラン【トリックorパンチ】

10月31日

 

20161111135341674.jpg

無事にラパスよりフェリーに乗り

マサトランに到着した私たち。

 

20161111135347cb6.jpg

メンテナンスをするチョンくん

に興味津々に集まる子供たち

 

20161111135347ff9.jpg

港なだけあって都会だ。

マックもOXXOもあるんだよ。

 

期待に胸を膨らませて降りケンタッキーをむさぼり、ホテルを探していたのだった。

 

 

なかなか丁度よいホテルが見つからず

80ペソのホテルもあったが、ボロボロでアンダーグラウンドだった。

 

そんなとき、車から顔を覗かせた女性が日本人のようなきがした。

 

その後、先回りされたのかOXXOにその女性が居て声を掛けてきた。

「日本人ですか?」

 

それからすぐ出発予定だった

マサトラン生活が始まるだなんて思ってなかった。

 

 

 

その夜、その女性「チカ」さんと息子さんが

ハロウィンパーティに参加するそうで、息子さんを迎えに行く。

 

201611111353498a7.jpg

その日に書いた絵を見せてくれた。

ガイコツがクッキーを食べてるそうだ。

 

20161111135351f9b.jpg

空手にしている人たちでハロウィンパーティだった。

これは稽古中。海外で空手とは不思議な気分だ。

 

と終わると皆、仮装をはじめた

ミイラ、ゾンビから魔女さまざまだ。

 

20161111140513577.jpg

これは「ピニャータ」というハロウィンの遊びらしい。

悪魔が可愛い姿に化け、その悪魔を棒でたたいて退治する。

というものらしい。壊れると中からお菓子がでてくる。

 

その間、私たちは隙を見ては

ピザやら食べ物を腹中に納めていたのだった。

 

食べ物が足りなくなって追加を

頼むことになったのは余談だ。

 

 

↓クリックで見てくれる人が増えます。して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 自転車ブログへ