ORTLIEB バックローラークラシック
定番中の定番ではありますが
長期チャリダーにとってかかせない
荷物がたくさん入るかつ完全防水のサイドバッグ
バックローラークラシックです。
メリットとしては
・たくさん荷物が入る
・完全防水
・取り付け簡単
・生地が丈夫
40L分入ります。思いの外たくさんと入ってしまう。
調子に乗って重いものを入れすぎた結果
悲惨な結果をもたらしましたが、後々説明します。
完全防水です、なかで醤油をぶちまけても漏れないぐらいです。
上にアタッチが二つ、手持ちになっているヒモを引くとそのロックが外れ
荷台にアタッチを上から掛けるように取り付け、ヒモを放すとロックが掛かり外れなくなります。
さらに下方にも支えが付いており、荷台に引っかけるようにすることで更に固定されます。
取り付けはサイズを合わせておけば3秒でできます。
割りと雑に扱っても、生地はいまだ破れ一つありません
デメリット
・他製品と比べて高い
・アタッチ部分が少し弱い
アタッチ部分が私の付け方が悪かったのか壊れ、片方欠けております。
原因としては、サイズ調整が甘かったのと重いものを入れすぎたというのがあります。
結果、止まれず大きな段差乗り越えた際バックが転落、折れてしまう事態に。
サイズの調整は慎重かつ確実に。
感想
特に不満もなく使えております。
ただ私のは安く購入したつもりが少し古い型で
新しい型だとヒモで上側で結ぶことができます。コチラのほうがおすすめです。
ORTLIEB(オルトリーブ) バックローラー クラシック ブラック 40L(ペア) サイドバッグ F530
- 出版社/メーカー: ORTLIEB(オルトリーブ)
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あと壊れた部分はヒモで補いつつ使ってます。
サイドバッグを迷ったらORTLIEBを買えば間違いないでしょう。
ORTLIEB(オルトリーブ) バックローラー シティ ホワイト/ブラック 40L(ペア) サイドバッグ 【並行輸入品】F5003
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サンディエゴ~エンセナダ【オラオラオラ】
中米編スタートです。
10月12日
夢でデカイ黒い蜘蛛に腕を噛まれる夢を見て目覚めた。
b
6時にはすでに出発し、メキシコへの国境に向かっていた。
怖さ半分楽しみ半分でテンションがおかしくなっていた。
国境では両替所がたくさんあり電車も近くに止まる。
それっぽい道で向かっていると、警察に「止まれ」と言われ
やべっ、なんかやったか?と構えると
「こっちは逆走だよ」笑と言われホッとしながら、自転車のことを聞かれ話すと
「デェム!なんてヤツだ!健闘を祈るよ」と言われ手を振り別れた。
メキシコは回転扉と聞いていたが本当にそうで、入ると入国の手続き所があり全て済ました。
ハンコを押してくれたお姉さんが乾かそうとフーフーやってたのはおちゃめ笑
自分はメキシコに4月までいられるらしい
アメリカ入国側はすごい渋滞だ。
そして…
ついにメキシコ入国!!!
そこには荒れた街が広がっていた。
ティファナは世界一悪名高い国境の街である。
はやくこの危険地域を抜けなければ!
銅像が方向を示してる!こっちか!
が迷う!変な道に入り、低い崖をインディージョーンズみたいに通ったりした
こういうときは人に聞く
身ぶり手振りMAXで従業員に聞いてみた。
Googleマップで現在地を指してもらって
行く先が決まり、再度出発。
1号に入り順調に走り進める。
作りは雑だけど、都会感
OXXOという店に入ろうとすると浮浪者風のおじさんが声をかけてきた
「チャンピオン!」
イエー!あいあむチャンピオン!
じゃない!!会話が全くわからん。
店に入り買い物をしてから
トイレ待ちをしていると警察が入ってきて私に何か話しかけると
あっちにいけと身振りされた
奥を陣取っている。なにかあるんだうか?
そう会話がまったくわからない
「オラ!」というメキシコの挨拶に
「無駄!」と返したくなる。
オラオラオラオラオラオラ!!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!なやりとりを考えてみる
住宅街、アンテナがすごいカラフル
やがて晴れて綺麗な海岸が続く。
これはオマージュだろうか
微笑ましい光景
道路にこんなのが
内陸のヒルを登り、そこからまた海岸に戻る頃には日が暮れ初めていた。
泊まろうと初めのホテルは600ペソ
日暮れまで粘り、次の場所で360ペソ
半額だったが、カードが使えず
18ドル払った。少し損した気分だが
1800円少しだから文句は言えない
清潔で設備も良かったので気がつくと
眠ってしまっていた、安いからホテル泊も視野にいれていこうと思う
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モントレー~ロサンゼルス【ロス、迷って】
昨日は風で自転車を倒されそうになり
海岸の本気の突風を思い知りながら
横の橋を渡った先に
こんな木で分かりにくい場所にテントを張った。
その日の夕食、パスタinスープon温玉
うまい
出発!
後ろの支えがなく落ちそうで怖い
ヤシの木ばかりで新鮮
大仏さんがフリーダムに並べられている
バチが当たりそう
気持ちの良いサイクリングロード
都会だけれど塀で隠れており、となりは車の展示
たまに見られたけど問題なく一泊した。
グラセフでみたことあるような?
最後の最後に長いアップヒル
連日のランと野宿による疲労
もう筋肉痛など通り越しており、痛みも辛さも感じなくなっていて
後ろを見るとさっきまでいたところが遠くなっていた。
都会は自転車でフリーウェイが乗れないので
おのずと遠回りすることになる。
さらにはサイクルメーターが逝ってしまった。
10分ほど直そうとしたが直らず
有線だったので、切れては繋いできたが限界のようだ
色々限界でぼろぼろだった。
しくじるとバニラアイス。
そして迷ったあげく目的地より南に来てしまった...
イエローストーンでたまたま出会った家族の紹介で、若い人の所でお世話になることになっていたものの
時間もギリギリなので車で向かえに来てもらえることになった。
もうしわけない...
そんな自分を暖かく向かえてくれた。
今日のお世話になる人はどんな人だろうと思いながら
うつらうつらとなっていたのでした。
モントレー~ロサンゼルス【綺麗な海岸線】
モントレーにて日本の寿司職人のマエダさんの元で、5日ほどお世話になっていた。
その間は
前田さんが出勤と同時に外出し、食べ歩きしたり、スタバでネットをしたり、海岸でのんびりしたり。
日が落ちて、マエダさんに合わせ帰宅。後は酒を飲みつつ話したり、一緒にYouTubeを見たりして過ごしていた。
オールドフィッシャーズワーフ
その近くにはアザラシがたくさん
人をあまり怖がらない
アメリカ版デニーズ
デビルズブラウニーサンデーがないのはガッカリ
滞在中の相棒
出発日
前の道まで出て見送られ、寡黙なマエダさんは「気を付けて」と一言、そして出発した。
出発してすぐは小雨が降っており、心配していた
すぐに青空が出迎えてくれた
とても走ってて楽しい
自転車は修理して調子良いと思っていたが、どうもギアがスムーズに変わらない、オマケに後輪を取り外すには工具が必要になっていた。
昼頃にBig Bayのストアから出るとチャリダーらしき自転車があった。
持ち主が戻ってきて、一目ではわからなかったが、イエローストーンで出会った人だった。
しかし、なんとなく一人で走りたい気分なので出発。
順調に100㎞を達成し、丁度キャンプ場があったので少し距離を稼ぐこともできたが、お腹が空いているのでここにすることにした。
サンフランシスコ~モントレー【浜辺の寿司職人】
サンフランシスコの日々もあっという間に過ぎ去り
ヒロセ君はアムトラックという列車を使いシアトルへ
旅立って行った、なんだかんだ3ヶ月ほど一緒にいた気分だ。
一人の仲間を失ったが自分も自分の道を行かなければ
自転車も寂しそうである。
次の日
サラたちに朝目一杯の朝食を頂き胸焼けをしながら
サンフランシスコを出発した
彼らのおかげで、ここの生活が楽しいものとなった。
ありがとうございました!
オークランド近郊、治安は悪そう
サンノゼ、まだまだ都会だ。
サイクリングロード
ヤギはこちらを見るとけたたましく鳴く
海岸線を走るか、内陸を走るか悩みながら走っていた。
折角なので海岸線を走ることに決めた。
海が近づくにつれ風は冷たく、潮の匂いがしてくる。とても心地よいもののこれ以上寒くなると厳しくなる。夜営的に。
しばらくして
シーサイドタウンのモントレーに到着
ブラブラ走っていると晴海という日本食屋を発見!
「どうせ外人さんがやってる店だろ…」
と一旦通り過ぎるも、気になり引き返す。
やってないようだが、扉を押すと開いた。
「すいません!…すいません!!」
返事はない。
反応はなく出ようとしたところ、奥から人が出てきた!
ここは日本人も働いている店で、話をしながら寿司を頂いてしまった。有り難い!
もうすぐ店を開くそうなので邪魔になると思い、出発した。
あれから、別れ際に聞いた職人さんの
「泊まる場所どうするの?」という言葉を思い返していた。
うち泊まれるよという意味も含んでいたのかもしれないと思うと
もっと話せたのかなとガッカリしていた。
そんな矢先「そんな気になるなら理由を作ってやる」といわんばかりに
ガタッ!
という音ともに、自転車のスプロケットが正常に作動しなくなり、ペダルとチェーンは空回りするようになった…
直そうと少し試みるも工具も力量も知識も足りず、自転車屋が必要と判断したものの
時間はすでに18時!日暮れまで一時間!
まずは宿が先決だろう。が、このまま進めば町を抜けて野宿はできるだろうが自転車屋は無くなるだろう。
とりあえず先ほどの晴海さんを頼ろうと思い、自転車を押したりして1時間半を掛け、へいこら戻った
職人の前田さんが心配そうに話し掛けてきた。
「どうしたの?」
「自転車が、壊れました」
「あー」笑
ということで直るまで泊めて頂けることになり
モントレーでの生活が始まったのだった。