【マリオカート】Collaique〜CerroCastillo−チリ

２０１８年３月３１日

快適にガソスタ横の空き地の野宿を終えて、祝日ではあるけれど空いている自転車を探して空気入れを買いに行く。

はやくも開いているお店を見つけて、商品をみると空気圧は十分に入りそうだがホース部分がなく直接付けて空中で入れなくてはいけないタイプ↓

いままではホース付き↓だったので、こんどのは大変そうだがこれしか無いなら仕方がない。

選ぶとしたらホース付きが断然良い。

コジャイケは５００ｍほど高いし晴れているので見晴らしが良かった。

「壮観だなー！」調子よく走り出した。

そのまま、襲いかかってくるような迫力。

自然が豊かで空気が澄んでいた。

タカはスペイン語でアギーラ、アギーラというビールを中米で好んで飲んでいたのを思い出した

長い間ビールを飲んでいなかった。

コーヒー、タバコとならぶ贅沢品なので、旅中はあまり飲んでいない。

ほんとうに疲れ切って喉がカラカラの時に、シュワっと喉をキリッとさせたい時には一人でも飲むけれど、みんなで飲むのが一番だ。

なのでサンティアゴで飲んで以来、手にとっておらず口寂しくなった。

山高いので日が出ている時間にも影がさして、日陰の場所は指先が痛くなるぐらい寒い。

冷たそうな川を渡るシカ。私を見つけると一目散にもともと来た川を引き返していった。川を渡った苦労はなんだったのか。

予想よりも時間がかかってしまい、日が暮れはじめてしまいあせり始める。

町まであと１時間走ったら平坦なら着けるような距離だが、ハプニングがあった場合は難しくなる。

みんなが

「マリオカートかよ！」ってツッコむであろう道路が見える高台でテントを立てることにした。

一日一日寒さが激しさを増しているのは気のせいではなく夜中起きてしまうぐらいで、危機感はいっそう高まるばかりだった。

前記事

世界で孤軍奮走