【聖地のライダーハウス】Puyuapi〜VillaAmengual−チリ
2018年3月26日
いきなりですが
これ、なんだと思います?
正解は「ナメクジ」でした!
なんとコイツが昨日から水に浸けていた米の中に入っていたのでしたww
ウゲええええええええええええええ
朝からヘビーだ…。
横に入った道路なものの、丸見え野宿である。
プユアピではほとんど何もしなかった。特に気になることもなし。
それと、ここまで順調に来ていて正直「みんなここを走り終えるのどんだけかかってんのwwww」とか調子乗っていた。後々理解することになった。
このホテルに温泉とかあって凄く惹かれたが、バックパッカーには辛い値段だったので諦めた…温泉に入りたい。
昨日からちょいちょいダートを見るようになってきた。とうとうアウストラル街道もウォーミングアップを開始してきたようだ。
晴れれば文句なしなのに昨日から天気が悪い。
アスファルトに戻ったと思ったらすぐにダートに…まさか…。
アスファルトなんて存在しない
ついに噂に聞いた厳しさを実感するときが来たようだ。私の自転車は世界一周するにはタイヤ幅が少し細く、モロにダメージを感じる「これがずっと続いたら、マジでもたないかも」と心配になるも、同時に冒険をしている感じがした。
段々と上りになってきた・・・ような?
昼食を取る、気合を入れようとコーヒーをグイッと飲み干す。
「それにしても腹の限界値が臨界点を突破して空腹を感じない」食べ終わってもお菓子を貪っていた。
出発しようと自転車に戻ると、ボトルにホタルがとまっていた。実物を見たことがないので間違っている気がする。
ダート+上りは手強いタッグだ。大きな石を踏み越えるとハンドルがぶれてしまい、止まってしまう。一度止まってしまうと走り出すのも一苦労する。
雨まで降ってきた\(^o^)/オワタ
手が冷たい、1時間もうちょいで標高も1000m上がってきたので気温も下がってきている。「アウストラル、やるじゃないか…」とかナナメに構えていたが半分投げ出したい気分だった。
観光スポットの滝
とかこの状況でどうでも良かったので無視した。
あれアスファルトおおおおおお!!
あるだけでハイテンションになる、
天気も回復の兆し!これは勝った…!
泊まれそうな場所が幾つかあったが、アメングアル村に良いホテルがある情報があったので必死に村を目指していた。
アメングアル村に到着!
ネットでみたオススメの宿に行ってみると、少しダルげに「15000ペソ、2つベッドの部屋しかないよ」と言われ退散した。接客が聞いてたほど良くないな。
そのあと「Refugio por ciclistas」という北海道でいうところのライダーハウスがあり5000ペソということで泊まることにした。夕食も3500ペソなのでお願いすることにした。
この黒い犬が人懐っこかった。必死に遊んで遊んで攻撃をしてきたので、石を投げると取ってきて渡してくるので何回かするとどっか行ってしまった。「遊んで捨てられた…」 少し悲しかった。
買い物をしていたら少し遅くなった。キレイに月が見え始めていた。
止まる場所はこんな感じで、ストーブがあるのでとても暖かい。雰囲気もよし!
一角を貸し切らせてもらった、あとに二人観光客が来たが広いので問題なかった。
壁にはチャリダー特有の自己主張の強さを表す書き置きがたくさん残されていた。
みんなこぞって夕食を準備していた。私は夕食プラスで米を炊くだけなので楽だった。
チリの家庭料理らしく名前はないが、ジャガイモと豆と人参、肉の煮込みでとても美味しく満足できた。お母さんの味がした。
オーナーのお母さん、丁寧に対応してくれた。
その日は久しぶりに暖かくして自然と眠りに入ったのだった。