【もし海外でクレジットカード紛失したら?!】Gorbea−チリ
2018年3月18日
昨日の犬は朝は現れなかった。特に問題もなく曇り空のスッキリしない空気の中で出発する。
15kmほど走ってからおなじみのガソスタCopecを見つけてWi-Fiをしながら、ふと残金を確認しようと財布をみると
「あれ、クレジットカードがない!!」
いつも入れている場所に見当たらなかった。他の場所に入れているのではないかと思い、探してみるも見つからず、どこで失くしたか自問自答した。
買い物をするときしか取り出さず、1年近く大事なものを落としてこなかったので落ちたとは考えにくい、では最後に使った時を思い出してみると二日前のスーパーだった。確実に出したのまでは思い出したが、しまったがどうかは思い出せない…。
そんなとき「こんにちは!調子はどうだい?」内心焦っている私の心とは別に、陽気な声をオジサンに掛けられた。
どこから来たの?とかやりとはするものの、私は上の空だ。カードのことでそれどころではなかった。藁をもつかむ思いでつい助けを求めたくなった。
「助けて、くれませんか?」
気がつくとそう言っていた。
彼はわざわざスーパーまで電話をしてくれて、探してくれるようにしゃべれない私の代わりにお願いをしてくれた。
「このあと私は仕事に行かなくちゃいけないから、この近くに警察があるから行ってみよう」
警察の人にも事情を詳細に伝えてくれて、スムーズに事が運んで協力してくれることになった。
とても優しいオジサンだった。別れ際に職場のPucariという高級チョコをもらった。後日に、高級チョコだと知らずに10分で食べ尽くしてしまったのが心残りだ。とても美味しかった。
警察側で再び電話してくれたときにクレジットカード見つかった!!内心ホットしつつガッツポーズをした。カードはバスで配送してくれることになった。
午後に到着するそうなので近くの町まで昼食を食べに行くことにした。
チリの代表的なスープ料理。3500ペソ(600円)。
コーンが食いにくく、フォークで押さえつつナイフでコーンを取っていたら滑って、スープが飛んだりしたので諦めて、無作法だけど手で食べることにした。美味しい。
これまた代表的なスーパーUnimarc。ここに行けば間違いはない。
やることを済まして14時に戻ってきたが、到着してないそうなのでオレオを食べたり、先日買ったSimを使ってネットをしたりして待った。
「届いたぞ!!!」
待望の瞬間がやってきた!渡された袋の中にはシッカリとクレカが入っており、喜びのあまり警察と「やったー!!」と謎ハグする。
クレジットカード発見記念撮影。
「よかったらテント張っていいぞ」と言われ、もう時間も遅くなっていたので進むよりも滞在したほうがいいと思ったので、お願いすることにした。
この場所を家のように使って、溜まっていた洗濯や自転車の整備を済ませてゆっくりと過ごした。
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