【雲のトレイル】Roja〜Vilcabamba-エクアドル
2017年10月14日
ここはペルー前の最後の大きな町のロハのホテルということで、余裕があるので寝起きで「いぬやしき」のホームレス刈りされているおじさんを助けるシーンを見ていたら自然と涙がボロボロと出てきた。昨日のお酒が残っているからか、酔うと少し涙もろくなる。
調子もよく出発する。しかし、天気は雨が降ったり止んだりずっとこんな調子だ。
エクアドルでこの車をよく見る。コロンビアの警察カラーに似ているので少し警戒してしまうが、レンタカーの使われ方をしているようだ。
雨が過ぎ去るのを待つついでに朝食を食べる。コンチネンタルというアメリカテイストの朝食。量が少ない…。けど、美味しい。
ロハから離れて2時間ほどのVilcabambaに向かう途中
ポドカルプス国立公園を見つけてしまった。
きれいな花々や自然や動物たちが生き生きと写真に収められていた。
道は明らかに上るように作ってある。大変なのと時間がかかるのは確実。だけれど、こういう機会は滅多にない。
だからこそ行くのだ!
入り口からメインの場所に行くのに8kmぐらいらしい。押して歩くのが時速4kmぐらいだから早くて2時間ぐらい。
ガタガタな砂利道を押すのに苦労をしながら2時間が経った。
看板があっても中にはまだはいってないとかは国立公園でのあるある。
肩透かしサムズアップ。
さらに森へと続いていた。
左の看板には「野生動物が生息しているので静かにお願いします。」ここはクマも出るというから、慎重に行かなければ…。もう遭遇するのは嫌だ。
もうあと2kmほどで到着というところで、管理しているおじさんと出会ってなんと
「もう戻るところだから車で一緒に行くかい?」と誘ってくれた。これはヒッチハイクではない親切は受けないとな!
楽ではあるけれど、車の振動でキャリアのネジが緩んでしまっていた。気をつけなければ。
あっという間に到着。
パスポートナンバーと名前を記入して正式に入園する。料金はしないらしい。
おすすめされた往復で2時間ほどのトレイルを歩きだす。
山道おおまたで行く程度に険しくなっていて、雨で土がヌチョヌチョしている。
あっという間に到着!するも雲の中。
晴れてくれるまで待っていると
雲の隙間から恥ずかしそうに壮大な風景が見えた。
私は高所恐怖症だった!
一時的にだが一切なくなりロハの町までが見渡すことができた。
一通り一望してトレイルを引き返す。
トレイルの途中にはこんなキレイな花もあります。
信号色で並べたのは、気づきましたか?
15時で良い時間なので出発する。他にも3日かけて泉までいって帰ってくるコースもあったのだが、一人ではダメでギアと食料も必要とのことで断念。ぜひこれをみているあなたに行ってほしいと思う。
マヌケ顔と絶景と
昼ごはんをオレオでごまかしていたのをお腹が思い出し、レストランに立ち寄る。サンコーチョという豚のスープをおすすめされたのでそれを頼むと、デッカイ骨ごとの豚の肉が入ったスープがでてきた!
なんだかラーメン二郎を思い出す見た目だ。麺が入っていたら完璧だろう。味もなかなか美味しく、これで2.25ドル(260円)は安すぎ。(写真はブレブレでした…)
レストランの横でテントを張らせてもらおうとするも「ここは私のものじゃないからダメ」といわれ、少し進んだ横道を入った川沿いで寝ることにした。
川沿いだと洗顔とか体洗うのとか楽でいいな。夜は川のせせらぎを聞きながら眠りに落ちた。
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