世界で孤軍奮走

元自衛隊が自転車で世界一周するブログ

【日本】ヒッチハイクで神奈川から大阪へ【パート2】

2017年 8月14日

 

12時を過ぎていたのでコンビニに寄り、オニギリ2個で昼食を軽く済ます。

 

bicycleman71.hatenablog.com

 ↑つづきです。

 

インター前で「浜松方面」ヒッチハイクをするとものの10分ほどで

スポーツカーに乗ったお兄さんが「乗ってきます?」と止まってくれた。

 

 

 

高級車にビビリながらもお願いをして、傷や汚れに細心の注意をしながら

恐る恐る車のドアを慎重に開けて乗って、ゆっくり閉める。

 

 

 

(オープンカーとかにもなったりするんじゃないか…?)

(シートめっちゃかっけええええええええ)

(これでは、すかしっ屁ですら恐ろしい)

 

matome.naver.jp

 

 

とか考えていたりしたがドライバーの方はとても品行方正を絵に描いたような人で

ある意味で乗せていただいた中で一番意外だったかもしれない。

 

浜松の名産の話や会社に漫画図書館なるものができた話をしていた。

 

 

浜松ICから近いサービスエリアで降ろしていただいた。

 

 

サービスエリア「遠州豊浦」

ここは駐車場は広いけれど、5分の1ぐらいしか使われていない。

いわいるあまり人の出入りが良くないサービスエリアだった。

 

 

今日中に着くのが一番いいので、ひとやすみも程々に再開する。

 

 

始めて5分ほどでジープのような車が止まり

「すぐに高速降りることになりますが、ここよりも大きいパーキングエリア行きますのでそれでも良かったら!」

 

 

喜びながらジープに乗り込む!なんかいろんな車に乗せてもらってる気がするなあ。

旅行中のご家族さんでした。

 

 

話していて思うのは経歴として、自衛隊はそうとう信用があるのかなということ

私の見た目ややっていることの怪しさを

その経歴ひとつで打ち消して余りある信用度を感じる。

 

とても熱心に海外のことや自衛隊のことを質問してくれて正直嬉しかったです。

 

 

「せっかくだし、お腹空いてない?ごちそうしてあげるよ!」

 

嬉しい提案に「一度悪いかな?」と思い断ったものの、二度目でお願いした。

 

 

 

 

 

 この「浜名湖サービスエリア」名物の餃子をごちそうしてくれた。

 

ごちそうさまでした。

 

息子さんが自衛隊になりたいらしく、私に興味津々な眼差しを感じた。

小さいながら偉いなと思いながら、これからも頑張って欲しいと思った。

 

 

 

最後に写真を撮ろう!ということで記念撮影をして惜しみながら別れた。

 

次も10分ぐらいで乗せてもらい順調すぎてこわいと思っていた。

 

また旅行中のご家族でした。いまお盆休みでちょうどそういう時期だろう。

それにしてもここまで渋滞も特になく来れた、反対側は超渋滞というのに

いつも混むという区間も混んでなくて、ご家族さんも驚いていた。

 

そして、かなり大きな場所「刈谷パーキングエリア」で降ろしていただく。

 

 

 

 

もう余裕だった、はず。

 

 

 

 

その余裕が

 

 

 

 

3時間の停滞を引き起こしてしまったのかもしれない。

 

 止まらなすぎて、薄ら笑いしかでないwwww

 

 時刻はすでに20時を過ぎた。

 

暗くなってからというもの見向きもされなくなってきた気がする。

 

こんな時間にヒッチハイクを乗せるというのは怖すぎるもんなあ。

 

 

 

他にもやっている人もいるが同じようだ。

 

 

足が棒のように痛くなって、喉はカラカラだ。

脳みそが働いていないみたいにボーッとし始めた。

 

もう今日中に着けないと諦め、後半は半場ヤケでやっていた。

 

 

すると

ガソスタから歩いてきた、お兄さんがいた。

 

 

「大阪帰るんやだけど、良かったら暇だし乗ってくれない?」

 

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

助かったああああああああああああと思いながら

「ぜひぜひ!話し相手でもなんでもします!!」と乗り込む。

 

「喉乾いてたら飲んでな!」とコーラを渡してくれた。ここがオアシスか。

 

それからはあっという間だった。

 

だいぶ破天荒な話を聞いていたが面白く、途中でしらたまを買ってもらったり

お兄さんの都合上少し離れたとこに降ろしてもらったが

「あとはこのお金でタクシーで行き?」とタクシーを捕まえて乗ってからお金を渡してくれた。

 

 

 すでに疲労と眠気でボーッとしていた。

しかし、よく見ると3千円ある。

 

 

千円ぐらいで行けるぞ?

 

 

「…ってこれ多いですよおおおおおおおおお!!!」

と言ってるときにはタクシーは出発してしまっていた。

 

 

 

 

そして私はたくさんの方の親切で、大阪の友人宅までたどり着いたのだった。

乗せてくれた方、親切にしてくれた方

 

本当にありがとうございました!!