ヨセミテ~サンフランシスコ【都会、デンジャー】
9月21日
都会の方が危ない。
それは確実に言えることだ。
海外に出てきて、これほど治安が悪そうな場所はバンクーバーのヘイスティングストリートぐらいだ。
道を通るだけでピリピリとした空気が伝わってくる。
周りは落書きが多く、建物には鉄格子が多く備え付けられている。
そして柄の悪そうな奴等が道路脇から道路を観察している。
そんなここはオークランドの南側である。
「ヤバイ、早く走り抜けなければ」と無表情を心がけ、緑のサングラスを掛け黙々と走った。
無事、ヨセミテで出会ったサラの家周辺まで来たが。
最初サラの家も疑うほど歪な形をしていた。
メールを送ってまで確認したところ、外まで出てきてくれた。
その夜は把握しきれないほどの友人が来て、パーティをしていた。
かわいい
熱気に飲まれ、ビールにワインにウイスキーと酒をしこたま飲み、その日は深夜1時に気がつくと屋根裏のベッドで目が覚めた。
いつのまにか眠ってしまっていたのを確認すると、やけに「クレイジー!」を言われた気がしながら二度目の眠りについたのだった。
次の日からは、ヨセミテをもう一日観光していたヒロセ君が到着した。
ヒロセ君と一緒にサンフランシスコ観光をした。
サンフランシスコに向かうフェリーにて
サンフランシスコの街中心あたり
ツインピークス頂上
ゴールデンゲートブリッジ近く
ゴールデンゲートブリッジ前
フィッシャーマンズワーフ
そして、サラが住むこのアパートは特殊で
サラの兄弟やら友人知人ホームレスの身なりのオジサンまで住まう場所だ。
気がつくと部屋に知らない人がいるなんてザラだ。
更にはこの建物は昔は売春宿かつ牢獄だったらしい笑
建物を案内してもらった時は九竜城に迷い込んだのかもと思った。それは入り組んだ構造をしていて、秘密基地といっても差し支えはなかった。
入り口入ってすぐ階段のため謎だった、一階部分には博物館を思わせる、いまは使われていないだろうバーになっていた。
更にその横っちょに地下に潜れるようになっており、そこには牢屋があり中には変態喜ぶグッズが揃い踏みではないか。
ムチやら椅子の真ん中が無くそこにディ○○が備えられているやら、ただただ目を白黒するばかりであった。
雑多と様々な物が詰め込まれている建物だ。
ムチを構えるヒロセ君
その話は置いといて、サラ達と連日連夜お酒を飲んでおり
飲みながらトランプ等ゲームをして楽しい日々を謳歌していたが、とうとう出発が明日に迫っている。
ヒロセ君は今日の夜、電車でシアトルに旅立つ。
私とは真逆に行くわけだ、達者で日本に戻ってくれればと思う。
残り時間を楽しみたいと思う。