世界で孤軍奮走

元自衛隊が自転車で世界一周するブログ

【チュートリアルの終わり】プリンスジョージ〜バンクーバー -カナダ

今日は朝から雨だった。 

弱まった所を見計らい、荷造りをし雨の道を切って行く。

 

 

なんだか6月というには寒い。

 

雨が降ると、雨を通す雨衣が冷たくなり余計体温を奪います。

 

さらには視界をも奪う。 

下りにて、一度トラック水を掛けられて

 

完全に視界を奪われたときは

 

命すら奪われるところでした。

 

 

 

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楽な距離かと思っていた道は上り下りが激しく、それは蛇のようです。

 

いままでのの総復習です。

いわゆるチュートリアルの終わりというに相応しかった。

 

 

やがて、山を抜け海が見え空が晴れ

 

清々しい吹き抜ける青空が私を迎えた。

 

 

それはいままでの過酷をよく耐え抜いたと誉められている気がして

 

つい頬が緩みました。

 

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しかし

 

つぎの瞬間にはパンクしていました。 

ここまで来てと、鼻っ柱をへし折られたようです。

 

修理を済まし先を急ぎます。

 

 

橋が見えた!大陸を繋ぐデカイ橋です。

 

さあ、ラストスパートと胸が高鳴る。

サバイバル生活も終わりかと思うと、少し淋しい気もしました。

 

しかし、すぐそこの街が

 

全てが詰まっている 宝箱のように感じて

私は思わず中身を確かめたくて、ペダルの速度を自然と早めた。

 

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そして森を抜けた先は人工のジャングルのような

 

 

 

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どでかい街だった。摩天楼ではないでしょうか?

 

 

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 記念写真をついひと目をはばからずに撮る。

 

 

初めに行った事はラーメンを食べることでした。

 飢えに飢えた私はラーメンが啜りたくなったのです。

 

訪れた店、飛騨高山ラーメンでラーメンを啜ろうとすると

 

日本人の店員さんに話しかけられる。

危ないから外の自転車を持ってきたほうが良いと言われ持ってくる。

 

なんでも、スケボーを盗むためだけに

家の窓ガラスを割って侵入するぐらいのようです。 

 

 

チャリダーの私に店員さんは興味を持たれ、話がはずみました。

 

そして機会があれば、飯を食べにいこうということに

こういう出会いもあるものかとつい嬉しくなります。

 

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この店員さん、全部変顔してきます。

 

 

肝心のC&Nバックパッカーホテルでは大変でした。

 

二階にあり、自転車を荷物を積んだまま上げたり予約確認に手間取ったり。

夜はクラブの音がドゥン!ドゥン!

と聞こえたり、それはなんとかなります。

 

 

同居人が2時ごろ、がさがさしたりは流石に応えた。

無理してドミトリーに泊まることはないなと考え。

 

 

明日は旅の途中に知り合った夫婦さんとこに行く予定だ。

 

そしていつのまにか、都会の喧騒と期待に包まれて眠りに落ちていました。

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