【アタックオンアニマル】アンカレッジ【アラスカ】
朝早く起きていればと二日間ほど、思っていました。
そうすれば、早めにノルマを達成して宿を探せると。
そして、今日は5時起き6時半出発。有言実行する男です。
しかし、もっと準備を早くできるはず。
テントのたたみと自転車へのパッキングが課題です。
自転車を走らせていると、お店をひさしぶりに見つけたので入ります。
コンビニとカフェの一体型になっていて買い物を済ましカフェ側に行く。
パンとコーヒーを買う。しばし、くつろぎました。
セルフ制で、二杯飲んだ事を伝えたら
お代わり自由らしいラッキー!
いつまでも居たいけれど出発。
あいかわらず自然しかない、なにもない!
何か前の方に動く物があるなあと思ったら
まさか、あれは…
野生のわんわんお。かわいいなあ。
でも、噛まれたりして病気とかやだしな。
「無視して突っ走ろう!」と思った。
けれど
「うわ、メッチャ着いて来る!ヤバイヤバイッ!」
しばし、犬とチェイスしました。
ある程度着いて来ると元の場所に帰って行った。
元場所をよく見ると家があり、飼い犬なのかそういうことかと合点がいった。
あれから時は過ぎて
かれこれ3時間ぐらいずっと自転車を押している。
これでは自転車世界一周ではなく
自転車を荷台に使っているだけにも見えます。
急勾配が続き、自転車を走らせられなくなったから押していました。
道の端にちらほら雪も残ってるし、気温も心なしか下がったような気がする。
「やっと平坦だ…」
生まれたての小鹿のようにガクガクと走り出す。
もうほとんど限界が近付いていた。歩く気力すら奪われ、進めないかと思われた時
苦肉の策として、音楽を流しながら走ることにした。
誰もいないし、音量最大でも気に留めないだろう。
それで2時間は続いた。
しかし、いまだキャンプ場やホテルが見当たらない。
GPSは使えるので位置を確かめ、ここらではあまり宛てにならない地図アプリを開く。
あと2.5㎞先にゲストハウスが、あるっ!
最後の気力を振り絞りキリキリ走らせ、汗で服もビショビショです。
到着するとなんと、やってないそうだ。
若い女性が言っていた。
もうダメだ。
しかし更に3㎞ほど先にロッジがあるらしい。
「うおー!まだこんなとこで死ねない!」
と限界を迎えた体を気合いのみで意識朦朧としながら走る。
「着いた…もう泊まれるならいくらでもいいや…」
聞いたところ65$らしい。高いぞ、高いけれどこの時
思考停止していた私は即断していた。
ディナーも付いてるのかとGoogle先生翻訳で聞いたらあると聞いて
酒!飲まずにはいられない!
「あ"あ"あ"あ"!ビールがうまい!キンッキンに冷えてやがる…!殺人的だ…!」
「ハンバーガーも…ポテトも進む…!旨すぎる…!」
と脳内でアドレナリンに近いものが分泌されていくのがわかる。
夕食に満足して
帰って寝ようとするとレシートを渡された。
(; ̄ゝ ̄)?!
まさかこれは…宿泊費とは別…!別に20$らしい…!
「先生なんで…Google先生…!騙された…!」グニャア
合計85$の料金、フクダ…圧倒的…豪遊…!
一日大体30$ぐらいで過ごそうと決めてた私は。
旨すぎるものを食べたと不合理の一致を図りスーパーで買っていた
安物のウィスキーでやけ酒をしましたとさ。
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