世界で孤軍奮走

元自衛隊が自転車で世界一周するブログ

【城塞都市Kuelap】Chachapoyas〜Uviron-ペルー

2017年10月26日

25日は一日Chachapoyasでのんびりと過ごしていた。温泉は往復で50ソルで入場料も取られると聞いて断念していた。

 

今日はKuelapという雲の上の都市を目指す。

インカ帝国マチュピチュと比較され、北のマチュピチュとも呼ばれている。

 

 

朝早くメルカドの食堂でパスタと鶏肉を食べる(5ソル、コーヒー付きでこれは安い)。想定してた南ルートはアスファルトではないらしいので、来た道を少し戻りそれから南に進もうと思う。

 

 

天気は昨日は快晴で晴れ晴れとしていたが今日はあまり良くなかった。

 

雨はふらずにだんだんと天気は回復していった。

 

 

そして、今朝でついに…

 

2万キロ達成しました!!!

もうちょいで世界一周の距離の半分に届く。なんだか嬉しい。

 

 

 

距離と写るはずだったのですが

 

全ッ前見えない!!!

 

 

城塞都市があるKuelapへはまたダートの上りだった。どこの観光スポットもほとんどダートで上りのようだ。また上るのか…。

 

 

45分ほどでKuelapのバス乗り場が見えた。多少ダートを上ったが大したことはなかった。

 

 

建物は遠くから見ても立派なもので新しかった。

駐車場に付くと誘導の人が親切に案内してくれた。

 

 

20ソル(700円)で往復のKuelap行きのチケットを買い、10分毎ぐらいに巡回していたのですぐにバスに乗り込んだ。

 

 

横は崖でスピードを上げてがんがん上がっていく。

 

 

バスだけではなくロープウェイに乗り換えて向かう。南米ではよくロープウェイを見る。

 

 

スゴイ高さだ…。

 

 

到着したのはKuelapの入口となる広場だった。そこでは観光客向けので店が並んでいた。

 

 

博物館もあり、チケットを購入していれば入場できる。

 

 

ここでさらに入場チケット20ソルを購入してトレッキングルートを行く。

 

 

入場門を抜けていく。

 

 

20分ほどで城塞都市が見えてきた。昔に敵が侵入した際には上から石を落として攻撃してくるので恐ろしい。

 

 

Kuelapの顔とも言われる場所が…

 

まさか…

 

 

 

工事中だあああああ!!!

 

これだけ工事中が続くと感動さえ覚える。

 

しかたなく、あいだから写真を取らせてもらう。

 

 

ここが城塞の入り口で上り階段がある。その入り口で観光客がたくさん溜まっていた。

 

 

本格的に遺跡っぽくなってきた。ゲームのダンジョンに入るみたいだ。

 

 

なかなか急な階段でよほど敵の侵入を警戒していたのかと思った。

 

 

 

通路は保護と分かりやすさのため板が敷かれており、それに沿って進んでいく。 

 

 

もう1階登れるようになっておりここはとても狭かった。

 

 

ここはトレオンという見張り台。どこまで見渡せるのか上にも登ってみたかったが、ロープが張られておりだめだった。

 

アルパカさん(°ω°)

大人しそうに見えるものの、強烈な匂いのツバを吐きかけてくるらしいので警戒しながら進む。吐きかけてくるのはそれしか武器がないという理由。

 

 

井戸であっただろう場所。カラカラに乾燥していた。

 

出口への階段。わりとアッサリと終わってしまった。

 

 

出口をくぐって進むとトレッキングコースに合流した。それからはロープウェイとバスを使い下まで降りていった。

 

 

ペルーの国旗があったので写真を撮ったけれど、今見てみると

調子乗った顔してんなーと反省しております。。

 

 

昼も過ぎていたのでKuelapふもとの町ヌエボチンボテのレストランに入る。ロモサルタードの野菜だけ版15ソル(500円)。肉抜きにしては少し高め、肉ありのでこの値段なら相応。味は青臭かった。

 

 

ヌエボチンボテの町並み、バスステーションと同じようにキレイに作り変えられ始めていた。アスファルトをひっぺがし、舗装しなおしている場所がいたるところにあった。

 

 

大きいであろう街のCajamarcaを目指し走り出す。

 

しかし

突然大雨が襲い掛かってきた

わりと晴れているのに降ってきたため対策がとれず、ずぶ濡れでひたすらに雨宿り場所を探してひた走る。木に隠れればいいのか?しかし、貫通してくるほどなので逃げ場はほぼなかった。

 

民家が見えたのでお願いしようと駆け出す。ずぶ濡れのアジア人が突然来たのでビックリしていたが「入ってきな!」と言ってくれた。

 

 

雨宿りながらオジサンとオバサンと話していた。よほど珍しいらしく好きな食べ物まで聞かれ、なんだか取材されている気分になった。

 

 

45分ほどで雨も止み、お礼を言って走り出す。時間をロスしてしまった分、急いで野宿場所を見つけなければ。

 

ひとつ横道にそれたところに川を渡る道があり、興味本位で抜けてみると人っ気がない小島のような場所に着いた。丁度よいのでここで一夜明かすことにした。

 

 

 

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