【ハイジのブランコ】Tena〜NuevosHorizontes-エクアドル
2017年10月7日
エクアドルのQuitoから走り出して、チャリダーのメジャールートから外れて
東のBaezaから南下するルートを走っている。アップダウンはそれなりにあるものの3000m級はない。
昨夜はTenaの少し南あたりの人っけのない倉庫で野宿をした。18時ごろに人が来なければ、ほとんど朝まで人は来ないので早く出てしまえば問題なし。
朝はお気に入りのこのフルーツのグアナバナの砂糖菓子を少し食べる。
コロンビアで人からもらって濃密な甘さに、とりことなってあったら買うようにしているが、スーパーでもあまり見かけないレアお菓子。
走り出してそうそうに雨が振り始めた。最近は一日一回は雨が降っている。
本降りになったので急いで近くの建物に駆け込む。そこに近所の住人たちがたむろしており、じつはここはホテルでレストランも営業していたので丁度よいので朝食を食べる。
「どっから来たの?」とおじさんに話しかけられたので、ついでスペイン語の練習がてら色んな言い回しを使ってみる。あとこの先は坂になっていて大変らしいってのと雨はあまり振らないといっていた。
ホテルのおっかさんと朝からビールを飲む人たち
おじさんの言っていた坂は軽く見ていたが、かなりの長さで1時間は押していたかもしれない。そして、Puyoは地図上で大きく表示されていたので大きな街だと期待していた。
到着してみると発展していると言うよりは、いままでの小さな町をただたんに大きくしたような町だった。これなら一つ前のTenaのほうが都会だ。
どこか田舎臭さが抜けない町。
レトロな雰囲気ただよう店。
量を食べたいときは迷わずチーファ(中華屋)に向かう。これで6ドル(670円)で久しぶりに少し苦しいぐらいまで食べることができた。
近くにはさまざまな観光スポットがあるようだ。川から滝、温泉はここから西のBanoに行かなくてはいけないがオススメを聞くと口を揃えてBanoというので行く価値はあると思う。ほかは洞窟とかも3ヶ所ほどあった。
町自体はスポットはないので昼食を食べてから出発した。このときには雨の影などないほどカンカン照りになっていた。
ここまで暑いとアイスを食べたくなってしまう。アイスクリームショップがあったため抗えず吸い込まれてしまう。フルーツフレーバーを頼むと大量に果物の入ったアイスクリームを渡され、これは白くまくんもビックリのフルーツの量だ。
これで半分食べたところだ。1ドル50セント(200円)
ゆるい坂が長く続く。
小さい村にも必ずと行っていいほど教会を見かける。欠かせないものだということだろう。
野宿場所を探して走り続けると、道路の少し入ったとこに眺めが良さそうなところを発見!行ってみると一気に犬が吠えながら6匹ほど走ってくる。慣れたのもあるがビックリはしないし、驚くと調子に乗るからだ。
気にせず前進し続けると全身を包み込むような、壮大なジャングルが一望できる景色がそこにあった。
感動に包まれていると、近所の人が近寄ってきて
「見るのに50セントだ。」
その一言に「はあ?」と呆気に取られてしまう。いままでこういうことはなかったので、タカりの可能性があるとふんで
「どうして?許可がいるの?」ふんだくられるのもシャクなので聞きまくった。
「ここは私の持ち物だ。」なるほど、たしかにとそれならばと
「テント持ってます、ここで一泊できます?」
「5ドルだ」(570円)まあ、シャワーも使わせてくれるらしいし良しとしよう。
こ…これは!
ハイジのブランコじゃないか!!
下もけっこう高い、ビル4階ほどの高さに見えた
少しナメていたが乗るとものすごく
怖い!!!
ワンコも「そこは危ない!」と言わんばかりに吠えてきた。
これはいま私は何をしようとしているでしょうか?
答えは
シャワーを浴びようとしている。
でした!実際には壊れており、そとの水溜めから運んできて浴びるのだった。水には虫の死骸やゴミが入っており、とても衛生的だとは言えなかったので冷たい水道で最後流して出た。
でも、ないよりはマシかもしれない…。
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