メキシコシティ【情熱のプロレス】
11月25日
すっかりペンションアミーゴにも馴染み
顔を合わせれば話し込み、歌を歌ったりして
どんどん時間が過ぎて、観光せずに終わる。
これでは、メキシコ自体にはいる必要ないなーと思っていた矢先
メキシコのプロレス「ルチャ」を見に行くことになった。
アツシくんは見た目ヒッピーで常時テンションMAX男。
トモさんは常に冷静で的確に情報を出してくれる
タカさん、一見一般人だが
初対面の人と話すとハイテンション過ぎて
可笑しく感じる。対応の差は必見。
そんな彼らとプロレスへ
夜7時始まりで場所までは地下鉄を使う。
地下鉄はどこでも5ペソである安い。
目の前はスゴい混雑を見せていた。
さすが本場である。
チケットを買い入ろうとすると
アツシくんが「マスク買って被って入りたい」と
私は買ったところで荷物になってしまうのが関の山なので
買いはしなかったがそれも楽しそう。
結局あとにしようということになり、入場。
席を探すもスゴくわかりにくく、何度も何度も聞いて着席する。
すでに始まっており会場は盛り上がりをすでに見せてきていた。
ちょいちょい物売りのたくさんオジサンが
通りに並ぶせいでリングが見えなくなることもしばしば。
本当はプロレスには興味がない私であったが
そんな私でも楽しめる熱気と面白さがあった。
素人目にも上手さがわかり、上手い選手の試合は目が離せなかった。
キャットファイトもやり、別の意味でも目が離せなかった。
と登場口から、子供ぐらいの背丈のマスクマンが
ちょこちょこ歩いてきた。
マスクマンは階段を片足づつ降りてゆっくりとリングに近づいてくる。
リングが近づいてくると腕をブンブン振り回しやる気を見せていた。
と思いきや手前で、リングが派手な飛びを見せると3歩ほど後退したり
なにをやりたいのかわからないが、とりあえず言えることはカワイイ。
リングで一人の選手が倒れたところで、小マスクマンが角に登ると
空中技を繰り出し、倒れた選手に技を食らわせた!
彼の登場から退場まで凄い盛り上がりを見せた。
そんな小マスクマンは小人症の人で団体の一人。
彼は立派に一人のプロレスラーであった。
余談であるが、おみあげのシールは即売していた。
最後に一番上手い選手たちが試合を行い、曲芸のような技の応酬。
今夜一番の盛り上がりを見せ、熱気が冷めやらないまま
幕は閉じたのだった。
なんでも好き嫌いなく見てみるべきだと思い直した日だった。
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