ゲレロネグロ~【旅はみちづれ】
10月18日~21日
目の前にはなにもないが広がっている
正確に言うならば、山やサボテンがたくさんある。
しかし、あるというには見すぎてしまった。
考える事もなくなり退屈を感じ始めたこのごろ。
ホテルを見て回っていると中年のアメリカ人男性「ベス」が話し掛けてきた。
ベスも自転車で旅をしており、奥さんの「ゾーリ」とさらには途中で出会った「チョン」という若い男もいるみたいだ。
次の日、たまたま出発が同じになった私たちは一緒に走ることにした。
ブルガリア出身のベスは見たまんまの楽天家でその顔には笑顔が耐えない、ブルガリアだけどミスターアメリカンスマイル。
ゾーリはベスの奥さんでペースは一番遅いもののスペイン語が一番できるため、交渉は率先して行っている。
チョンは香港出身。台湾のチョンと同じ名前だ。
落ち着いた性格のようだ。
いつもブルースミュージックのような落ち着いた音楽を聞いている。
たちまち大所帯になり、にぎやかになった。
昼はひた走り、夜はお酒をしこたま飲んで寝て起きてはまた走る。
途中トラックが道路から横転しており、大事故だった。
ペースはゾーリに合わせ、アベレージ18㎞ぐらいで一日75㎞走る、楽だ。
いままでの私は急ぎ過ぎていたのではと思うぐらいだ。
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