世界で孤軍奮走

元自衛隊が自転車で世界一周するブログ

【グランドキャニオントレイル】-アメリカ

2016年8月14日

 

「トレイルいかへん?」それが始まりだった。

 

京都出身のチャリダーのヒロさんだ。

グランドキャニオンにてついに

日本人チャリダーと出会いを果たし、その人の一言で

その二日後に30㎞で合計10000ft近いアップダウンを攻めることになるとは。

 

サウスカイバブからブライタルキャンプグランドまで下りて

サウスリムビレッジまで行くコースだ。

 

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行きのバスにて、全員トレイルに行くようだ。

 

トレイルは変則的で地形の関係で下りて上がるルートだ。

最初こそ涼しく、坂に体を任せればドンドン進み距離を稼いだ。

 

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下に行くにつれ風景、土の色が変わる。

 

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やがて一番下のコロラド川を渡す橋を渡り

ブライタルキャンプグランドにたどり着いた。

 

そこにはサボテンが存在していて荒野というイメージ。

気温も35度ほどあるのではないか。

 

まだ昼前なので給水ポイントにて給水しようとしたところ

管が破裂していて使えません笑

って看板があり、給水なしでスタート。

 

暑さも相まって過酷な道のりであった。

白人の方々は肌を真っ赤にして歩いている、へばっている人もいる。

チャリダーは太陽と友達なので私たちは耐性があるとはいえ、だいぶ堪えた。

 

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ロバが血管を浮かせながら荷物を運んでいる。

 

しかし、上がれば上がるほど気温は下がるので楽になっていった。

 

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頂上付近でペースが落ちた人達が連なり

私たちの後ろに大名行列ができていた。

そして無事帰還を果たしたのだった。

 

本当であればこのコースは2日で行ってくださいと公式にはあるが

なんとかなってしまった。なかなか面白いコースなので行ってみてください。

 

 

程よく疲れて、買い物をしていると背中を小突かれ

「ヒロさんかな?」と振り返ると

 

車で観光していたはずのチョンが立っており

「自転車が止まってたから探してた!」

2度目の再会を果たした!

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出会い編 

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ヒロさんと合流し、一緒のキャンプ場に向かった。

 

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ヒロさんは英語が出来るので会話は大筋お願いする。

 

あと関西人らしく損得をしっかり計算している、例えば

なにか貸したら見返りは必ずといったような感じだ。

 

決して只では転ばないタイプ

しっかりしてるな( ・ε・)

 

明日はまたチョンとは別の道で、彼はモニュメントバレーに行き

私たちはフラッグスタッフに向かう。東と南だ。

 

チョンとは道が似てるのでまた会えると思うがヒロさんとはフラッグスタッフまでで

完全に別方向に行くことになるため、道を別れたら再会は難しいだろう。

 

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その日はカレーを共同で作り美味しく頂きました。

 

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