イエローストーン【温泉編】
遂に私はたどり着いた!
シアトルを出発し、約20日。
山越え谷越えパンク越え、温泉沸き立つこの地へ!
イエローストーンでは実は、入れる温泉があるという。
それは入らない以外、選択肢などない。
ここに来た理由も温泉が大半の理由だ。
入れる温泉へはわかりやすい看板がない、北口から入ってしばらく走ると
左側に駐車場の目印だ、それから歩いていく。
しばらく、ハイキングコースのような道を進むと
遠くの方に湯気沸き立つ川に入っている観光客がいた。
内心間違っているのではと心配したが通り越し苦労のようだった。
もちろん皆、水着を着ている。
だが日本男児ならば「全裸」であろう。
日々野性的な生活を送ってきた私に戸惑いはない。
むしろ、裸でダメなどどこにも書いてない!
いざ、すべてを取り払いタオルを頭に温泉へ(タイミング良く誰もいない)
冷た!冷たい!これは川と合流するようになっており、壁際は熱い、少し離れれば凄く冷たい!
湯加減が丁度良いところを探すのに苦労し見つけゆったりしてると
ブロンドの女性が入ってきた。混浴か!(゜∀゜)
と思ったのもつかの間、これは出られなくなったのでは?(;゜∀゜)
丁度、流れ落ちる温泉の泡で私の下は見えない。
我慢比べならば、温かい場所を知っており地の理を得ている私に軍配があがるはずだ。
1時間後…
接戦を見せたこの戦いは長期戦になったが、日本で育った私には一歩及ばず、女性は帰って行った。
いまだっ!と思いバシャバシャと急いで出ようとしたところ
別の女性が入ろうとしていたのだった。
私は急いで腰を低くするものの、泡がなく見えてしまうっ!
ここで、とにかく明るい安村「裸に見えるポーズ」足を組んで手で隠し実践。
しかし、裸であることは変わりはない。
「あなた裸なの?!」といわれてしまった、しかたなく
キメ顔をしてから
「はい、これが日本の文化です(キリ」とそのポーズのまま、毅然して言った。
「あ、見たことある!そっか。」どうやら乗り越えたようだ。
別の所を見ている隙に、私は急いで退散したのだった。
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